アトピー性皮膚炎・白斑・乾癬・円形脱毛

アトピー性皮膚炎

アトピー体質とは乾燥しがちで湿疹ができやすい肌質の方をいいます。
このような体質の方はストレスや発汗、体調不良などさまざまな原因で湿疹ができます。
一度湿疹ができると、睡眠中などに掻き壊し、症状は拡大・悪化します。

治療

外用・内服療法

治療は2段階で行います。

炎症をおさえる

皮膚炎に対して副腎皮質ホルモン軟膏(ステロイド軟膏)または免疫調節軟膏(プロトピック軟膏)を外用します。
ステロイド軟膏にはさまざまな強さのものがあり、皮膚炎の程度や部位に応じて最適なものを選択します。就寝中は副交感神経が優位になるため昼間よりも痒みの程度が強くなります。このため寝ている間に皮膚炎を掻き壊して悪化させてしまいます。
これを防ぐために抗アレルギー剤(かゆみ止め)を内服します。この薬には皮膚炎を抑える効果もあります。
抗アレルギー剤にはほとんど副作用はありませんが、人によっては昼間に眠くなることがあります。
眠くなる場合は抗アレルギー剤の種類を変えて自分に最適なものをみつけましょう。

炎症を予防する

皮膚炎が治るとブツブツざらざらの皮膚はスベスベになります。
ここで治療をやめるとしばらくして皮膚炎が再発します。
皮膚炎を予防するためには保湿剤(ヒルドイドソフト・ローション・ビーソフテンローションなど)を用いたスキンケアが有効です。

経過
ステロイド軟膏をしっかり塗ると、数日~1週間で皮膚炎はおさまり、かゆみがなくなります。
それでも皮膚がスベスベになるまではステロイド軟膏を継続してください(1~2週間)。
皮膚のブツブツざらざらがなくなれば、ステロイド軟膏を中断し、ヒルドイドなどの保湿剤に切り替えてください。
皮膚が乾燥していると症状が悪くなりやすいため、保湿をこまめに行って下さい。

ヴィトラック(紫外線照射器)

紫外線照射器VTRAC(ヴィトラック)は、皮膚の病変部にだけ局所的に治療します。

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白斑

白斑(はくはん)とは皮膚の一部の色が白く抜け落ちる原因不明の皮膚病です。
皮膚の組織の中で、メラニンと呼ばれる黒い色素を作る能力が低下することによって生じるとされます。

治療

外用・内服療法

現時点では根本治療はありませんが、さまざまな治療を根気よく受けることによって改善が望めます。
白斑が拡大する時にはその進行を止めることが大切であり、副腎皮質ホルモン(ステロイド)の内服が有効です。
しかし、長期の内服による副作用には十分注意が必要です。
内服に比べて全身に及ぼす副作用が少ない点から、副腎皮質ホルモン軟膏(ステロイド軟膏)がよく用いられます。
病初期の白斑に対しては色素の再生がみられることが多いですが、古い白斑では効かなくなります。
免疫調節軟膏(プロトピック軟膏)を使用することもあります。
ビタミンD3外用は、単独外用で効果がみられることもありますが、光線治療(紫外線治療)との併用でさらに効果があるとの報告もあります。

ヴィトラック(紫外線照射器)

紫外線照射器VTRAC(ヴィトラック)は、皮膚の病変部にだけ局所的に治療します。

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乾癬

乾癬とは慢性の皮膚疾患で、人によって症状や発症する場所が異なりますが、典型的な症状として、皮膚が赤くなって(紅斑)、もり上がり(浸潤)、その表面に銀白色のかさぶた(鱗屑)が厚く付着して、それがフケのようにぼろぼろとはがれ落ちる(落屑)という症状が起こります。鱗屑を無理にはがすと、出血することがあります。かゆみには個人差があり、まったくみられない人もいれば強いかゆみが起こる人もいます。
症状が進むと病変部の数が増え、互いにくっついて大きくなります。
また、皮膚の一部である爪が変形することもあります。
このような皮膚症状のほか、関節の痛みや変形、発熱や倦怠感などの全身症状が起きることもあります。

治療

外用・内服療法

乾癬の治療で最も多くの患者様に行われているのは外用療法です。
副腎皮質ホルモン軟膏(ステロイド軟膏)やビタミンD3外用剤を症状によって使い分けます。
外用療法で効果が不十分な場合は、内服療法や光線療法に切り替えたり、組み合わせたりして治療します。

ヴィトラック(紫外線照射器)

紫外線照射器VTRAC(ヴィトラック)は、皮膚の病変部にだけ局所的に治療します。

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円形脱毛

円形脱毛症とは、円形や楕円形の脱毛斑が突然生じる自己免疫疾患です。一般的には10円玉くらいの脱毛と思われていますが、頭部全体に広がるものや、眉毛やまつ毛、体毛などに及ぶ重度のものまで、その症状はさまざまです。

治療

液体窒素療法

マイナス200度のスプレーを患部に対して当てることによって、頭皮に刺激を与えていく治療です。

外用・内服療法

フロジン液外用などは、皮膚血管を拡張し、患部の血流をよくしてくれる作用があります。発毛機能が低下してしまっているような毛根を、しっかりともう一度活動させることによって、脱毛防止であったり、もしくは発毛促進をしていくことができます。
また、副腎皮質ホルモン軟膏(ステロイド軟膏)で炎症を取り除き、赤み・かゆみ・痛みを抑えます。
内服薬の代表的なものはセファランチンなどで、血流促進作用、もしくは造血機能改善作用があります。

ヴィトラック(紫外線照射器)

紫外線照射器VTRAC(ヴィトラック)は、皮膚の病変部にだけ局所的に治療します。

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光線治療

VTRAC(ヴィトラック)(エキシマ紫外線療法)

施術可能院:日比谷院

紫外線照射器VTRAC(ヴィトラック)は、皮膚の病変部にだけ局所的に治療するターゲット型UVB照射器です。かゆみが治まるのが早い、副作用のリスクが少ない等、治療効果を実感しやすい最新紫外線治療です。

適応疾患 尋常性白斑 尋常性乾癬 アトピー性皮膚炎 掌蹠膿庖症 扁平苔癬 慢性苔癬状粃糠疹 円形脱毛
治療回数 1~2週間に一度の治療が効果的です。
価格 保険適応、3割負担で1,000円程度/1回照射
自費診療、1,000円+税/1ヶ所 ※円形脱毛症のみ保険外治療です。
(初、再診料、お薬代は別途かかります。)
特徴 ステロイドだけではなかなか十分な改善が得られず、再発しやすいとされる乾癬や痒疹などの治療に効果的です。