アトピー性皮膚炎・白斑・乾癬・円形脱毛


アトピー性皮膚炎

アトピー体質とは乾燥しがちで湿疹ができやすい肌質の方をいいます。このような体質の方はストレスや発汗、体調不良など様々な原因で湿疹ができます。一度湿疹ができると、睡眠中などに掻き壊し、症状は拡大・悪化します。
アトピー性皮膚炎の症状には、皮膚がカサカサして乾燥しているという状態から、皮膚が硬くゴワゴワになったり、腫れてジクジク汁が出るといった症状まで様々な段階があります。これを「それぞれの皮疹の重症度」とします。「病気としての重症度」では、それに加えて皮疹の拡がりが考慮されます。

それぞれの皮疹の重症度

重症 高度の腫脹/浮腫/浸潤ないし苔癬化を伴う紅斑、丘疹の多発、高度の鱗屑、痂皮の付着、小水疱、びらん、多数の掻破痕、痒疹結節などを主体とする。
中等度 中等度までの紅斑、鱗屑、少数の丘疹、掻破痕などを主体とする。
軽度 乾燥および軽度の紅斑、鱗屑などを主体とする。
軽微 炎症症状に乏しく乾燥症状を主体とする。

アトピー性皮膚炎の治療で重要な位置を占める外用療法の選択では、「病気としての重症度」ではなく、皮膚の状態を元にした「それぞれの皮疹の重症度」が大切になってきます。例えば、範囲が狭くても腫れてジクジクしている状態があれば、重症と判断して強力な外用療法が選ばれます。一方、全身に湿疹があっても、多少赤くなってカサカサしている程度であれば、強い治療は必要ありません。
アトピー性皮膚炎は遺伝的素因に加え、様々な内的、外的悪化要因を持った皮膚病ですので、現時点では病気そのものを完全に治す薬物療法はありません。したがって、対症療法が治療の原則になります。
患者様が次のような状態になることを目標にします。
1.症状はないか、あっても軽く、日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない。
2.軽い症状は続くが、急激に悪化することはまれで、悪化しても持続しない。

そして、このような状態を維持することで、病気を苦にすることなく、楽に生活できることが期待されます。

アトピー性皮膚炎の治療

内服・外用療法

治療は2段階で行います。

  1. 1.炎症を抑える
    皮膚炎に対して副腎皮質ホルモン軟膏(ステロイド軟膏)または免疫調節軟膏(プロトピック軟膏)を外用します。ステロイド軟膏にはさまざまな強さのものがあり、皮膚炎の程度や部位に応じて最適なものを選択します。就寝中は副交感神経が優位になるため、昼間よりも痒みの程度が強くなります。このため、寝ている間に皮膚炎を掻き壊して悪化させてしまいます。
    これを防ぐために抗アレルギー剤(痒み止め)を内服します。この薬には皮膚炎を抑える効果もあります。抗アレルギー剤にはほとんど副作用はありませんが、人によっては昼間に眠くなることがあります。眠くなる場合は抗アレルギー剤の種類を変えて自分に最適なものをみつけましょう。
  2. 2.炎症を予防する
    皮膚炎が治るとブツブツざらざらの皮膚症状は改善します。ここで治療をやめるとしばらくして皮膚炎が再発します。皮膚炎を予防するためには保湿剤(ヒルドイドソフト・ローション・ビーソフテンローションなど)を用いたスキンケアが有効です。
経過

ステロイド軟膏をしっかり塗ると、数日~1週間で皮膚炎はおさまり、かゆみがなくなります。それでも皮膚症状が改善するまではステロイド軟膏を継続してください(1~2週間)。皮膚のブツブツざらざらがなくなれば、ステロイド軟膏を中断し、ヒルドイドなどの保湿剤に切り替えてください。皮膚が乾燥していると症状が悪くなりやすいため、保湿をこまめに行ってください。

料金

症状により処方する薬や処置が異なりますので、診察時に医師にご確認ください。

ヴィトラック(紫外線照射器)

※施術できる曜日が異なりますので、お電話にてお問い合わせください。

VTRACヴィトラックとは、中波長紫外線UVB(308±2nm)のエキシマランプを照射することで、紫外線の「免疫の働きを弱める作用」を利用した治療方法であり、免疫反応や細胞の増殖を抑えることによって皮膚病を治す方法です。
皮膚の病変部にだけ局所的に治療するターゲット型UVB照射器で、痒みが治まるのが早く、副作用のリスクが少ないなど、治療効果を実感しやすい 最新紫外線治療です。
ゴーグルで目を保護して、1ショットずつ患部に照射していきます。
※ヴィトラックは限られた範囲の治療器です。広範囲の場合は、大きい病院に紹介する場合がございます。

経過

個人差がありますが、1~2週間に一度治療を行います。
痛みはほとんどありませんが、施術当日・翌日は赤みが増強することがありますので、強い紫外線は避けてください。

料金

1,000円程度/1回照射(保険が3割負担の場合)

施術詳細

白斑

白斑(はくはん)とは皮膚の一部の色が白く抜け落ちる原因不明の皮膚病です。皮膚の組織の中で、メラニンと呼ばれる黒い色素を作る能力が低下することによって生じるとされます。

白斑の治療

内服・外用療法

現時点では根本治療はありませんが、さまざまな治療を根気よく受けることによって改善が望めます。
白斑が拡大する時にはその進行を止めることが大切であり、副腎皮質ホルモン(ステロイド)の内服が有効です。
しかし、長期の内服による副作用には十分注意が必要です。
内服に比べて全身に及ぼす副作用が少ない点から、副腎皮質ホルモン軟膏(ステロイド軟膏)がよく用いられます。
病初期の白斑に対しては色素の再生がみられることが多いですが、古い白斑では効かなくなるため、早期の治療をおすすめします。
免疫調節軟膏(プロトピック軟膏)を使用することもあります。
ビタミンD3外用は、単独外用で効果がみられることもありますが、光線治療(紫外線治療)との併用でさらに効果があるとの報告もあります。

料金

症状により処方する薬や処置が異なりますので、診察時に医師にご確認ください。

ヴィトラック(紫外線照射器)

※施術できる曜日が異なりますので、お電話にてお問い合わせください。

VTRACヴィトラックとは、中波長紫外線UVB(308±2nm)のエキシマランプを照射することで、紫外線の「免疫の働きを弱める作用」を利用した治療方法であり、免疫反応や細胞の増殖を抑えることによって皮膚病を治す方法です。
皮膚の病変部にだけ局所的に治療するターゲット型UVB照射器で、痒みが治まるのが早く、副作用のリスクが少ないなど、治療効果を実感しやすい 最新紫外線治療です。
ゴーグルで目を保護して、1ショットずつ患部に照射していきます。
※ヴィトラックは限られた範囲の治療器です。広範囲の場合は、大きい病院に紹介する場合がございます。

経過

個人差がありますが、1~2週間に一度治療を行います。
痛みはほとんどありませんが、施術当日・翌日は赤みが増強することがありますので、強い紫外線は避けてください。

料金

1,000円程度/1回照射(保険が3割負担の場合)

乾癬

乾癬とは慢性の皮膚疾患で、人によって症状や発症する場所が異なりますが、典型的な症状として、皮膚が赤くなって(紅斑)、もり上がり(浸潤)、その表面に銀白色のかさぶた(鱗屑)が厚く付着して、それがフケのようにぼろぼろとはがれ落ちる(落屑)という症状が起こります。鱗屑を無理にはがすと、出血することがあります。痒みには個人差があり、まったくみられない人もいれば強い痒みが起こる人もいます。
大きさ・数・形は様々で、症状が進むと病変部の数が増え、互いにくっついて大きくなります。
乾癬の発疹は全身どこでもできますが、できやすい部位は慢性の機械的な刺激を受けやすい頭部、肘・膝、臀部、下腿伸側などです。
また、皮膚の一部である爪が変形することもあります。
このような皮膚症状のほか、関節の痛みや変形、発熱や倦怠感などの全身症状が起きることもあります。
原因は、まだ完全にはわかっていませんが、乾癬になりやすい遺伝的素因があることはわかっています。遺伝的素因に様々な環境因子(不規則な生活や食事、ストレス、肥満、感染症、特殊な薬剤など)が加わると発症すると言われています。
乾癬は慢性で発疹を繰り返す病気ですが、治療により30~70%の患者様が発疹が完全に消失したと感じています。したがって、長期にわたって発疹がでない、あるいは自然消褪することもまれではありません。症状が良くなったら、乾癬を悪化させる要因(不規則な日常または食生活、ストレスなど)をできるだけ避けることで再発を防ぐよう心掛けましょう。

乾癬の治療

内服・外用療法

乾癬の治療で最も多くの患者様に行われているのは外用療法です。
副腎皮質ホルモン軟膏(ステロイド軟膏)やビタミンD3外用剤を症状によって使い分けます。
外用療法で効果が不十分な場合は、内服療法や光線療法に切り替えたり、組み合わせたりして治療します。

料金

症状により処方する薬や処置が異なりますので、診察時に医師にご確認ください。

ヴィトラック(紫外線照射器)

※施術できる曜日が異なりますので、お電話にてお問い合わせください。

VTRACヴィトラックとは、中波長紫外線UVB(308±2nm)のエキシマランプを照射することで、紫外線の「免疫の働きを弱める作用」を利用した治療方法であり、免疫反応や細胞の増殖を抑えることによって皮膚病を治す方法です。
皮膚の病変部にだけ局所的に治療するターゲット型UVB照射器で、痒みが治まるのが早く、副作用のリスクが少ないなど、治療効果を実感しやすい 最新紫外線治療です。
ゴーグルで目を保護して、1ショットずつ患部に照射していきます。
※ヴィトラックは限られた範囲の治療器です。広範囲の場合は、大きい病院に紹介する場合がございます。

経過

個人差がありますが、1~2週間に一度治療を行います。
痛みはほとんどありませんが、施術当日・翌日は赤みが増強することがありますので、強い紫外線は避けてください。

料金

1,000円程度/1回照射(保険が3割負担の場合)

施術詳細

円形脱毛

円形脱毛症とは、円形や楕円形の脱毛斑が突然生じる自己免疫疾患です。自分のリンパ球が成長期の自分の毛包を攻撃してしまうことにより起こるため、リンパ球の攻撃が抑えられれば元通りの毛が生えてきます。
一般的には10円玉くらいの脱毛と思われていますが、頭部全体に広がるものや、眉毛やまつ毛、体毛などに及ぶ重度のものまで、その症状は様々です。円形脱毛症は脱毛に勢いがあり、部分的に急にまとめて抜けしまうのが特徴的な症状です。
脱毛斑の少ない場合は、ほとんどが自然に治りますが、広く抜けている場合ほど、脱毛が長引き、数年以上続くこともあります。ただし、たとえ何年も脱毛が続いていても、毛包の大元の細胞(幹細胞)は残っていますので、治療がうまく効けば毛が戻ってきます。自然の経過で思いもよらず生えてくることもあります。
治療は、病気が始まってからの期間と脱毛面積などに応じて治療方法が異なりますので、まずは皮膚科にご相談ください。

円形脱毛の治療

内服・外用療法

フロジン液外用などは、皮膚血管を拡張し、患部の血流をよくしてくれる作用があります。発毛機能が低下してしまっているような毛根を、しっかりともう一度活動させることによって、脱毛防止であったり、もしくは発毛促進をしていくことができます。
また、副腎皮質ホルモン軟膏(ステロイド軟膏)で炎症を取り除き、赤み・痒み・痛みを抑えます。
内服薬の代表的なものはセファランチンなどで、血流促進作用、もしくは造血機能改善作用があります。

料金

症状により処方する薬や処置が異なりますので、診察時に医師にご確認ください。

液体窒素

マイナス200度のスプレーを患部に対して当てることによって、頭皮に刺激を与えていく治療です。
炎症を起こすことによって、局所の免疫を正常化させることにより、発毛を促進させます。

料金

1回1,000円前後(保険が3割負担の場合)

ヴィトラック(紫外線照射器)

※施術できる曜日が異なりますので、お電話にてお問い合わせください。

円形脱毛症のヴィトラック(紫外線照射器)による治療は保険適応外となります。
紫外線照射器VTRAC(ヴィトラック)は、皮膚の病変部にだけ局所的に治療します。
※広範囲の場合は、大きい病院に紹介する場合がございます。

施術詳細