しわ

しわは、年齢を重ねるにつれていつの間にかできます。
加齢、紫外線、乾燥など原因は様々ですが、根本原因は加齢による皮膚の老化です。
加齢により、皮膚の真皮層にあるコラーゲン・エラスチンが減少・変性、コラーゲン・エラスチンの生成を促す線維芽細胞の減少により、肌のハリや弾力が失われていきます。
その他の原因としては、乾燥、紫外線、女性ホルモンの減少があります。
皮膚が乾燥にさらされると、角質の表面が乾いて剥がれやすくなり、隙間ができ、皮膚のバリア機能は損なわれ、様々な外界からの刺激から肌を守る力が低下します。その結果真皮の老化が進みます。
紫外線(UV‐A波)は皮膚の真皮層まで届き、コラーゲンとエラスチンを攻撃します。 コラーゲンは小さく分断され、エラスチンを変性させる酵素が分泌されます。
女性ホルモンは真皮のコラーゲン、エラスチン、角質のヒアルロン酸の生成に関わってきます。女性ホルモンの減少とともに肌の老化は進行します。
若いうちはキメが細かく肌のハリもありますが、徐々に肌のハリや弾力が失われて、何度も同じ部位に力が加わり続けることにより、しわが刻まれていき目立っていきます。何もせずに放置していると、その分しわはどんどん刻まれていきます。
しわを自分で改善させるのは難しく、間違ったお手入れを続けていると悪化させる可能性もあります。

また、同時にたるみも現れてきます。顔のたるみについてはたるみの詳細ページをご確認ください。
しわやたるみを取り除くだけで、人により5~10歳若く見えるようになると言われています。
早期に改善させることで、その後の見た目年齢が大きく変わってきます。

治療

しわ・ちりめんじわの治療

少し深くくっきり出るしわは、コラーゲン・エラスチンの減少によりハリや弾力が失われているため、真皮層に働きかけてコラーゲン・エラスチンの活性化を促す治療が効果的です。
小じわやちりめんじわは、肌の保水力低下に伴い、肌表面が委縮してキメが粗くなり、表皮に現れる浅くて細かいしわのことです。この場合は、まだ浅いしわのため、乾燥を改善したり表皮に働きかける治療だけでも有効です。

表情じわの治療

同じ表情を繰り返すことにより、皮膚の一定箇所に折り目(表情じわ)がつきます。長期間繰り返すことにより深いしわが形成されます。
表情が変わる時に動く筋肉の癖のため、自分で意識することが難しいものです。

たるみじわの治療

皮膚・脂肪・筋膜などがゆるみ、下垂してたるむことによりしわができます。
ハリや弾力・ツヤを与え、肌を引き締め、リフトアップをする治療が効果的です。
また、たるみは、筋肉が拘縮・肥大したり骨格の損失・後退により、顔の土台部分が変化することでも起こります。

ほうれい線などの深いしわの治療

たるみ治療をしても取り切れないしわは、直接ヒアルロン酸を注入します。
深いしわの原因は部分的な皮膚の問題だけではないため、顔の土台部分となる骨格を元に戻してから補足注入すると、少量で自然な仕上がりとなります。