虫刺され・帯状疱疹


虫刺され

虫刺されは昆虫の刺咬、吸血あるいは接触により生じる皮膚炎をいいます。

種類

  • 蜂刺症
    毒による強い痛みと腫脹、まれにアナフィラキシーショックを起こします。
  • 蚊・ダニ咬症
    吸血する時にプロテアーゼを皮膚に注入します。アレルギー反応で痒みや膨疹がでます。
  • ドクガ皮膚炎
    茶ドクガの幼虫である毛虫が原因です。
    毛虫のトゲが体に触れると強い痒みをともなう赤いブツブツが出現します。
    直接触れなくても粉がついただけで同様の反応が起こります。

虫刺されの治療

内服・外用療法

虫刺皮膚炎は生物性の強い炎症を起こし、放置すると全身に拡大したり、痕が残ったりします。
局所の炎症を抑える副腎皮質ホルモン(デルモベート軟膏など)を外用します。1日2~数回塗りましょう。
痒み、炎症が強い場合は副腎皮質ホルモン(セレスタミンなど)を内服します。
細菌による二次感染を起こしている場合は抗生物質の内服を併用します。

料金

症状により処方する薬や処置が異なりますので、診察時に医師にご確認ください。

帯状疱疹

幼少期に患った水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因で発症します。
多くの人が水痘を幼少期に患い、発症後1週間程度で治りますが、ウイルスが消滅するわけではありません。水痘が治った後も体内の神経節にウイルスが潜伏し、加齢やストレス、過労などにより免疫力が低下することで再び活動を始め、神経を伝わり皮膚に到達して発症します。
胸から背中にかけて発症することが最も多く、顔・特に目の周囲にも好発します。
身体の左右どちらか一方に、神経領域に沿ってピリピリ刺すような痛みが出現します。その後は痛みを伴いながら、赤い斑点・水疱が帯状に出現し、膿庖、びらん、かさぶたの順で経過します(治癒するまで通常3~4週間)。
皮膚症状と共に、頭痛・発熱が出現することがあります。また、顔の帯状疱疹では角膜炎や結膜炎、耳鳴り、難聴、時には顔面神経麻痺が出現します。
通常、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、まれにピリピリするような痛みが持続することがあります。
帯状疱疹が感染することはありませんが、水痘にかかったことのない乳幼児や水痘ウイルスの抗体を持たない人は水痘を発症する可能性があります。

帯状疱疹の治療

内服・外用療法

ウイルスの増殖を抑えるため、抗ウイルス薬(バルトレックスなど)を内服します。
痛みに合わせ、痛み止めや神経の回復を助けるビタミンB12を内服します。
状態により外用薬も併用する場合があります。

経過

発症から4~5日で症状はピークを迎え、その後水疱がかさぶたになり、赤みはくすんだ色になっていきます。
処方された内服薬を飲み切る頃に経過観察を行います。
発症から10~14日で皮疹は枯れ、疼痛も軽減しますが、まれに神経痛が数週間~数ヶ月など長期に渡ることもあります。
痛いのに内服を我慢すると、逆に神経痛が残ってしまうため、きちんと内服をしてください。
飲酒・運動などは避け、睡眠と栄養をとり、精神的・肉体的に安静を心がけてください。
患部を冷やすと痛みが増強されますので、冷やさないでください。

料金

症状により処方する薬や処置が異なりますので、診察時に医師にご確認ください。