多汗症

人間の体は、暑さや運動によって体温の上がりすぎを防ぐため、汗をかいて熱を発散させています。また、精神的な緊張やストレスによって汗をかくこともあります。
多汗症とは、ワキ汗で人目が気になるなど、日常生活で困るほど多量の発汗がみられる疾患です。
多汗症には、全身に汗が増加する全身性多汗症と体の一部に汗が増える局所多汗症があります。
全身性多汗症には特に原因のない原発性と感染症、内分泌代謝異常や神経疾患に合併するものがあります。
局所多汗症も原因のわからない原発性と外傷や腫瘍などの神経障害による局所性多汗症があります。原発性局所多汗症では手のひら、足の裏や腋窩(ワキ)という限局した部位から両側に過剰な発汗を認める疾患です。
幼少児期ないし思春期頃に発症し、手のひら、足の裏は精神的緊張により多量の発汗がみられます。手のひらの症状の重い例では時にしたたり落ちる程の発汗がみられ、手、足は絶えず湿って指先が冷たく、紫色調を帯びていることがあります。この様な湿った手足はあせもができて表皮がめくれたり、カビや細菌の感染を起こしやすいです。昼間(10~18時)に汗が多いですが、睡眠中の発汗は停止します。
また腋窩多汗症は精神的緊張や温熱刺激によって左右対称性にワキの下に多汗がみられ、下着やシャツにシミができるほどです。手足の多汗を伴っていることもあります。
原因としては、発汗を促す交感神経が人よりも興奮しやすいのではないかともいわれていますが、まだはっきりしたことはわかっておりません。

治療

一般皮膚科(保険診療)

内服・外用療法

内服薬では、抗コリン剤が使用されていますが、唯一保険適応があるのは臭化プロバンテリン(プロバンサイン)です。外用薬や注射薬と異なり、広い範囲に効果を及ぼすことが特長です。
当院では、外用薬として塩化アルミニウムを精製水で溶解したものを処方しております。直接患部に塗布し、押さえながらなじませます。

料金

内服薬:症状により処方する薬や処置が異なりますので、診察時に医師にご確認ください。
外用薬:塩化アルミニウム(20ml)1,000円+税(保険適応外)

美容皮膚科(保険外診療)

ボトックス注射

※各院により施術できる曜日が異なりますので、お電話にてお問い合わせください。

ボトックスとはボツリヌス菌が作る毒素の一つで正式名はA型ボツリヌストキシンです。
交感神経から発汗の指令を出す伝達物質(アセチルコリン)放出を抑えることで、発汗を低下させます。

リスク・副作用

細い針を使用しますが、紅斑や軽い内出血、注射痕が残る場合があります。
注射痕は24時間以内に消失します。紅斑や内出血は10~14日間程度で消失します。
ごくまれに、注射痕から感染症を起こすことがあります。
汗の量に変化が見られない場合は、追加注入が必要となりますので、お電話にてご連絡ください。

定価料金表

部位 金額 施術実施院
両ワキ・両手掌(多汗症) 各50,000円+税 日比谷やえす蒲田品川
施術料別途 5,000円+税 日比谷やえす蒲田品川
  • 曜日により施術可能日が異なります。

関連リンク

美容皮膚科(保険外診療)

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